未分類

パティシエはフランス語を勉強すべきか?

モモコ

有名店のレシピってフランス語で書いてあるの?

アキラ

できないと就職で不利になるのかな?

こんにちはキッキです!

「就職先のレシピがフランス語だったらどうしよう。」と不安に思ったことはありますか?

私はあります。転職先がフランス語を使っていると勝手に思い込んでいて不安でした。入社前に必死に暗記カードを作って勉強しましたが実際はめっちゃ日本語だったことがあります。

そんなこともあったのでこの記事では「パティシエがフランス語を勉強した方が良いのか?」という疑問を私の経験や知見をもとに簡単にまとめてみました。

結論   できたら勉強した方が良い

必ず勉強する必要はありませんが、将来の目的や進路に合わせて勉強した方がいいでしょう。

職場によってはレシピがフランス語で書いてあったり、作業の指示もフランス語で言われることもあるので覚えていた方がスムーズにいくと思います。
もちろんフランス語が分からなくても職場で覚えれば大丈夫ですが面接や就職説明会などで事前に聞いて心の準備をしておくといいでしょう。

フランスで修行したシェフのお店や外資系のレストランやホテルでフランス人シェフのところはフランス語の使用率が高いです。

将来フランスで修行したい、働きたいと思っている人は間違えなく勉強した方が良いでしょう。

キッキ

将来のビジョンによってだけどパティシエとして勉強して損はないと思うよ!

勉強した方が良いケース

どういった場合、勉強したらいいのでしょうか?

基本的にはフランスで働きたいと思っている就職先がフランス語を使っている場合です。

フランスに行く場合は言葉がわかっていた方が楽しく生活できます。
仕事は見ていればフランス語が分からなくてもなんとなくできると思いますが、コミュニケーションが取れないといろいろ教えてもらうことも聞くこともできません。
むこうも言葉が通じないとストレスに感じると思います。

日本で完璧に学ぶ必要はありませんが少しでも勉強しておくといいと思います。

私は日本でちょっと勉強して行きましたが最初は全く聞き取れませんでした。
慣れてくると所々勉強したところがつながってきてちょっとずつわかるようになります。

国内で働く場合でも職場がフランス語を使っているのか事前に知っておくほうが良いでしょう。
いきなり現場がフランス語だと戸惑うと思うので面接で聞いたり直接問い合わせしてみてもいいと思います。
事前に知っていれば勉強しておけるので仕事もスムーズに始められると思います。

フランスで修行経験のあるシェフや高級レストランやホテルなどはフランス語のところが比較的多いです。
そういうところに就職したい場合、フランス語がわかるだけで就職活動で有利になるかもしれません。

専門学校でもフランス語で授業をするところもあるので、専門学校を選ぶ時のポイントになるでしょう。

モモコ

事前に聞いておけば安心だね!

覚えるべき優先順位

個人差はあると思いますがフランス語を基礎からマスターするには相当時間がかかります。
パティシエとして覚えておくといいフランス語の優先順位をあげてみました。

  1. 材料、道具の名前
  2. 作業や処理などの動詞
  3. 仕事で日常的に使う言葉

材料、道具の名前

一番最初に覚えておきたいのはやはり材料や道具の名前です。
店によって呼び方は違いますが道具などもフランス語を使うことが多いので覚えておきましょう。

レシピがフランス語で書いてあって全くわからないといちいち全部聞くことになってしまうので代表的な材料だけでも覚えておくといいでしょう。

作業や処理などの動詞

「混ぜる」「絞る」「裏漉し」などのお菓子作りに関する動詞もフランス語を使うことが多いです。
調理で使うフランス語も一通り勉強しておくといいと思います。

仕事で日常的に使う言葉

これはフランスに行く場合、覚えておきたい言葉です。
「曜日」「時間」「数字」など普段職場でよく使う言葉や日常的な言葉ですね。数字などは口頭で言われることがあるので1000くらいまでは覚えていた方が良いでしょう。

ちなみに私は10面のサイコロを3つ振って三桁の数字をフランス語で読んで練習していました。

アキラ

よく使う言葉や単語だけでも勉強しておこう!

どこで学ぶ?

国内で働く場合は独学で十分です。
文法とかはわかんなくてもいいのでパティシエ向けのフランス語の本や洋菓子用語辞典があればいいでしょう。
基本的にどの職場でも日本語は通じるのでわからなければ聞けば大丈夫です。

フランスに行く場合は勉強すればするほどフランスでの生活が楽しくなると思うので教室などに通うのをお勧めします。
大手の語学学校は授業代がかなりお高いのでパティシエの給料ではなかなか通うのは厳しいです。
私は日仏学院に半年ほど通いました。学費も大手ほど高くなく講師もフランス人ですし、グループ学習で知り合いができたりして楽しかったです。

区民センターなどでフランス語のサークルを開催してることもあります。
参加費は安くてハードルも低いので初心者でも気軽に参加できます。
私も日仏学院に通う前に三ヶ月ほど行ってました。

キッキ

自分の進路や目標に合わせて学んでいこう!

まとめ

フランス語ができるからといって美味しいお菓子が作れるわけではないので、必要に応じて勉強すればいいと思います。

フランスに行くならフランス語がわかっていた方がコミュニケーションが取れるので楽しく充実した生活ができるでしょう。

フランスに行かなくてもお菓子作りをしていればフランス語に触れる機会は多いので勉強しておいて損はないと思います。
今はスマホをかざせばすぐに調べられるので気になったら調べて覚えていけばいいと思います。

アパートやマンションの名前など街中にも意外とフランス語が溢れているので、フランス語を少し知ってるだけでもいろんな気づきがあって楽しいですよ!

Bon chance!